行事と日々の出来事
西多摩療育センター祭
西多摩療育センター祭に参加してきました。
平成23年6月5日、汗ばむほどの見事な快晴のなか西多摩療育センター祭が開催され、今年も「山の子の家」として出店、利用者のみなさんと手工芸班の手織り製品・農園芸班の無農薬の玉葱・そして割り箸班の国産杉で作った割り箸を販売してきました。
お客様にはリピーターの方も多く、「楽しみにして来ました。」と言って下さる方や、「山の子の家ってどこにあるの?」と尋ねて下さる地域の方との新しい出会いがあったりと、実りの多い一日となりました。
やはりその中でも、日頃頑張って作った製品をたくさんの方に見ていただき、購入していただいたことで嬉しそうな利用者のみなさんの表情が印象的でした。
出店に伴い、日頃から野菜作り・手織り製品作りを手伝って下さっているボランティアのみなさま、本当にありがとうございました。
また、西多摩療育センターのみなさま、笑顔の交流の機会をありがとうございました。
担当 渡部 文
当日の様子です↓
あじさい棟旅行
あじさい棟旅行へいってきました。
6月20・21日にあじさい棟旅行で山中湖・河口湖方面へ行ってきました。
一日目は山中湖テディベア・ワールド・ミュージアム、道の駅なるさわへ
二日目はなるさわ富士博物館、河口湖猿まわし劇場、大石公園でのハーブフェスティバルを見学しました。
梅雨時の旅行でしたのでお天気が心配されましたが、一日目にパラパラッと降っただけで、二日目には快晴のなか、雄大な富士山を見る事ができました
特に大石公園での富士山は雲も晴れ、青々としてとても見事でした。
利用者の皆さんは旅行前から「ニコニコ」「ソワソワ」としていて、当日は本当に嬉しそうな笑顔で過ごされていました。
大好きな買物も堪能することができました。
今回は、山の子の家に入所されたばかりの方や棟の移動であじさい棟に移った方もおられ、新しいあじさい棟メンバーでの初めての旅行となりましたが、楽しい時間を共有したことで棟の結束も深まり、とても良い旅行となりました。
あじさい棟リーダー 林 久美
日の出イオンスマイルフェスティバル
スマイルフェスティバルを終えて
7月9日、イオンモール日の出にて開催された福祉物産展「第7回ひのでスマイルフェスティバル」に参加し、今回も利用者の皆さんとともに『農園芸班の野菜』『手工芸班の手織り製品』『割り箸班の箸』の販売をしてきました。
このイベント通じて、山の子の家での利用者の方々の生活・作業の様子を多くの方に見て感じて頂けたのではないかと思います。
各作業班のメンバーも売り子として参加し 元気な笑顔でお客様と接しておられました。私たち職員としても、袋詰めや接客の様子など 生き生きとした姿を見る事ができ、とても嬉しかったです。
今後も利用者の皆さんと職員とが協力し、達成感の得られる場として継続して参加していければと考えております。
最後に、準備段階からお手伝いいただいたボランティアの方々に 厚くお礼申し上げます。
担当 大久保 嵩嗣
こすもす棟旅行
こすもす棟旅行に行ってきました。
7月の11日・12日と一泊二日で埼玉県は秩父・長瀞へ旅行に行ってきました。
気温は少し高めでしたが、天候にも恵まれ、絶好の旅行日和となりました。
初日は、バーベキューやピザ作り体験を楽しみました。宿泊先の旅館では美味しい食事に気持ちの良いお風呂。夜には旅館の方が用意して下さった望遠鏡で、月を見ることも出来ました。
2日目は、宝登山ロープウェイ乗車や昼食には流しそうめん。荒川のライン下りや長瀞散策を行い、利用者の皆様もとても楽しそうに過ごされていました。
今年度から、職員の入れ替えなどもありましたので、2日間を通して利用者の皆様と職員の親睦を深められた良い時間になりました。
こすもす棟リーダー 峰岸 亨
ひまわり棟旅行
利用者8名職員5名の合計13名で棟旅行に行ってきました
《8月25日》 富士山五合目 → 河口湖猿回し劇場 → 北原ミュージアム(おもちゃの博物館) → かんぽの宿 石和に宿泊
《8月26日》 異次元ワールドドリモ(立体ホログラム・3D映像・トリックアートなど) → 清里にて昼食 清泉寮付近を散策 → 清里 萌木の村
マイクロバスの車内では和気あいあいと会話が弾み学生時代の修学旅行のようでした。
普段から土日のドライブなどで富士山が見えると、「いつか登ってみたいねー」と話す利用者さんも多く、今回は念願の富士山五合目まで車で行きました
麓では雨ではありませんでしたが、五合目では霧雨が降っていました。それでも観光客が多く「さすが日本一の山だねー」と皆さん感心しておられました。
普段遠くから眺めていた富士山に登り、感動した方、赤い溶岩の斜面を見てびっくりした方などもいて、それらも楽しい思い出の一つです。
その後は天丼・かつ丼が有名な「まんぷく」という食堂で昼食を頂き、河口湖の猿まわし劇場の見学をしました。
とても近い距離でお猿さんを見て、初めは少し怖がっている人もいましたが、可愛らしい仕草や芸を見るうちに笑顔が戻っていました。
最後は、なんと!お猿さんと握手して写真まで撮っちゃいました。
おもちゃの博物館には、グリコキャラメルのおまけや、歴代のペコちゃんなどの懐かしいおもちゃや看板が、たくさん展示してありました。
利用者の皆さんも職員も思わず童心に返り、「なつかしーい!」 「これ、あったねえ!」とまるで少女に戻った(!?)ひと時でした
その後、宿泊先のかんぽの宿石和に向かい、温泉に入り、美味しいごちそうを食べカラオケ大会と盛りだくさんの1日目が終わり、夜は皆さんぐっすりと眠られていました
二日目は、まず異次元ワールドドリモにて3Dの立体映像を見て、トリックアートを見て驚き!とっても不思議な体験をしました。
その後、高速に乗り清里(清泉寮・萌木の村)に向かいました ・・が天気はだんだん下り坂に・・・。
清里到着後、牧草地の中にある可愛いお店で昼食を頂きました。「おいしいねー」と食べている途中、ふと外を見ると ・・小雨が。
しかし、「せっかく清里に来たんだから!」と食後の散歩に繰り出した所!!? なんと・・ 土砂降りの大雨が ・・・ その後は急いでバスに戻りました。
雨はなかなか止まず結局ドライブをして帰路に。それでも、有名な清泉寮のソフトクリームを食べ、牛も見て、お土産も買い、皆さんとても満足そうでした。
今回は利用者の皆さんの希望をなるべく取り入れたく、色々な場所を見学しました。その為、やや急ぎ足になることもありました。
しかし、皆さんとても元気に楽しんでおられ、何より事故なく無事に帰ってこれ良かったです。
普段とは違う時間を一緒に過ごす事が出来た事で、同じ棟の仲間として利用者の皆さんも職員も、より一層の‘絆’を深める事ができた旅行になりました。
避難訓練
防災の日 避難訓練
(当日の様子)
利用者のみなさんには訓練がある事は伝えず通常通り10時から作業を行なって頂きました。10時半に地震発生の館内放送を入れ揺れが収まるまで(1分間)机の下などにもぐり、その後各作業班ごとに駐車場へ避難しました。(注;リサイクル班は回収の関係もあり普段通りの作業を行ないました)
防災訓練を終えて
地震発生の館内放送を入れ、その場で1分間机の下にもぐってもらいました。このような行動は今までした事が無かったので、利用者の皆さんが実際にできるか不安でしたが、皆さん頑張って机の下にもぐる動作をしてくれました。
西多摩療育支援センター作品展
ミニ作品展で展示・販売を行いました。
9月。この時期恒例となっているイベント 西多摩療育支援センターでのミニ作品展が今年も開かれ、手工芸班では12日から5日間 手織り製品やビーズ作品などの展示を行い、最終日には販売もさせて頂きました。
手工芸班は室内作業ということもあり 地域の方々と直接関わりを持つ機会が少ない為、今回のイベントを通じ 他施設の利用者の方々やご家族・職員の皆さんと出会い・お話をすることができ、とても良い時間を共有する事ができました。
遊びに来て下さったボランティアの方に 自分のお弁当のおかずを分けてあげたり、
片付けの時、疲れていても率先して荷物を持ってくれた優しさ。
売り上げは4000円ほど。そしてそれにまつわるたくさんの笑顔と経験を持ち帰り、無事に終了となりました。
担当 渡部文
Mさん「もしかしてミートソーススパゲッティ!?」
職員「しゅうまいです!」
手工芸班、これからも良い作品を作れるように頑張ります。
手工芸班 一日外出へ出掛けてきました。
10月4日、快晴!一日外出の様子です。
「夕やけ小やけふれあいの里」と「高尾の森わくわくビレッジ」という体験施設へ行ってきました。
最初に訪れた夕やけ小やけふれあいの里には、とても広い敷地の中に童謡「夕焼小焼」の作詞者として知られる中村雨紅さん(八王子市上恩方町出身)の資料館があったり、ポニーやうさぎなどと一緒に遊べる『ふれあい牧場』があったり、また引退したボンネットバス『夕やけ小やけ号』が間近で見れたりと、静かながらも楽しめるポイントが沢山ありました。
資料館をじっくり眺める方・手を繋ぎお喋りをしながらのんびりと森林散策をする方・嬉しそうにうさぎを抱っこして見せてくれる方・芝生の上にゴロゴロと寝転がり大自然を味わう方がいたりと、それぞれがマイペースに楽しいひとときを過ごされているようでした。
日頃から手織りやビーズの作品作りに勤しむ職人気質の皆さんではありますが、同じ「モノ作り」でも 『Tシャツを染め分ける』という体験は殆どの方(職員含む)が初めてです。
『ちゃんと染まるんだろうか…』 『喧嘩して染め粉合戦が始まらないだろうか…』などという一抹の不安も抱えつつ迎えたプログラムでしたが…
お互いにとってとても有意義な時間となったように感じました。
自分のTシャツだけではなく、お土産用のTシャツを作っていました。
…今回は手工芸班利用者12名・職員7名・ボランティアさん3名の総勢22名での外出でしたが、手工芸班の職員あと1名だけが体制上参加出来ず、山の子でお留守番をしてくれていたのです。
「お土産を作って帰ろうか?」と提案したのは職員でしたが、好きな色を想像してみたり、仕上がりを心配したり、『寧ろ自分のTシャツ作りよりも気に掛けているのでは!?』と思う程、一生懸命に作ってくれました。
そして帰園後に「ただいまーっ!帰ったよー!作ったよーっ!」と笑顔で渡してくれていました。
そんな温かな思いやりに触れる事のできる 心に残る一日外出となりました。
どうもありがとうございました。
手工芸班 渡部 文