施設の紹介
私たちのめざす施設
わたしたちは、次のような理念がかなえられることを目標としています。
障害者を主人公として、その権利を守り、人間らしい豊かな生活を保障する施設であること。障害者・職員・家族の正しい要求が尊重され、合意の上で運営がなされる施設であること。
施設の中だけで考えるのでなく、地域との交流を広げ、相互理解をはかる施設であること。
生活の場として
山の子の家は、2階部分が生活の場として作られています。5つのユニットに分かれていて、1つひとつが普通の家に近い形になるように工夫されています。
共同生活の場面と個人のプライバシーも守られるように設計され、これは支援まで貫く思想です。
中央にリビングルームがあり、それを囲むように自分の部屋があって、皆でテレビを観たり・お茶を飲んだり・自分の部屋へ戻って寛ぐのも自由です。
共同生活の場面と個人のプライバシーも守られるように設計され、これは支援まで貫く思想です。
中央にリビングルームがあり、それを囲むように自分の部屋があって、皆でテレビを観たり・お茶を飲んだり・自分の部屋へ戻って寛ぐのも自由です。
働く場として
働くことは人間らしく生きるための基本的なことです。いくつかの作業種の中から自分に合った仕事を選べるようにします。
また、その他の活動として生活に必要な様々な活動を計画的に取り入れます。大別すると次のようになりますが、さらに1人ひとりの適正に応じて進めます。
また、その他の活動として生活に必要な様々な活動を計画的に取り入れます。大別すると次のようになりますが、さらに1人ひとりの適正に応じて進めます。
室内作業 手工芸班・割り箸班・ひだまり班
屋外作業 農園芸班・リサイクル班
手工芸班
手工芸班では、現在男性利用2名・女性利用者10名が所属し、それぞれが自分の手織り機を使い、織り作業を中心に活動しています。
なかでも、寄付で頂いた着物をボランティアさんが丁寧に『洗い・ほどき・アイロン掛け』を行って下さり、それらを自分達の手で細く裂き横糸として織る『裂き織り』は大変時間と手間が掛かる作業であり、また究極のリサイクル製品とも言え、好評を頂いております。
他にも、思い思いに好きな色の毛糸を選びながら織る方や、色取りどりの糸を自分流に合わせながら織る方、それはそれは細い糸を使いコツコツと丁寧に織り綴る方などなど…皆さんの手により、『個性』の溢れる反物へと変化していきます。
一度に織る長さは約10メートルにも及びますが、その何処を切り取っても世界にふたつとないオンリーワンの布地となり、縫製ボランティアの方の職人技によって素敵な作品へと仕上がります。
小さな針刺しやポーチを始め、ストールやトートバッグなどに形を変えた作品は、日の出町や青梅市など地元のカフェに置かせて頂いたり、山の子祭りを始め地域のお祭りなどでも販売しています。また、年に一度の日の出町民文化祭でもブースを設け、一年の活動を写真や作品という形にして発信しています。
それぞれの利用者のセンスが光る、世界にたった一つの「手織り」という温かみのある製品を、どうぞ一度手に取ってご覧頂ければと思います。
各イベントの様子はこちらから
着物や服地・毛糸など沢山の寄付物品と、ボランティアさんの温かいお力に支えられ、私達手工芸班は成り立っています。皆さんの思いに感謝をしつつ、織ることの楽しさを味わいながらマイペースに、そして安全に作業に取り組むことを目標とし、日々頑張っています。
※写真はクリックすると拡大します。
なかでも、寄付で頂いた着物をボランティアさんが丁寧に『洗い・ほどき・アイロン掛け』を行って下さり、それらを自分達の手で細く裂き横糸として織る『裂き織り』は大変時間と手間が掛かる作業であり、また究極のリサイクル製品とも言え、好評を頂いております。
他にも、思い思いに好きな色の毛糸を選びながら織る方や、色取りどりの糸を自分流に合わせながら織る方、それはそれは細い糸を使いコツコツと丁寧に織り綴る方などなど…皆さんの手により、『個性』の溢れる反物へと変化していきます。
一度に織る長さは約10メートルにも及びますが、その何処を切り取っても世界にふたつとないオンリーワンの布地となり、縫製ボランティアの方の職人技によって素敵な作品へと仕上がります。
小さな針刺しやポーチを始め、ストールやトートバッグなどに形を変えた作品は、日の出町や青梅市など地元のカフェに置かせて頂いたり、山の子祭りを始め地域のお祭りなどでも販売しています。また、年に一度の日の出町民文化祭でもブースを設け、一年の活動を写真や作品という形にして発信しています。
それぞれの利用者のセンスが光る、世界にたった一つの「手織り」という温かみのある製品を、どうぞ一度手に取ってご覧頂ければと思います。
各イベントの様子はこちらから
着物や服地・毛糸など沢山の寄付物品と、ボランティアさんの温かいお力に支えられ、私達手工芸班は成り立っています。皆さんの思いに感謝をしつつ、織ることの楽しさを味わいながらマイペースに、そして安全に作業に取り組むことを目標とし、日々頑張っています。
※写真はクリックすると拡大します。
寄付物品についてのお知らせ
日頃より、多くの方から温かいご協力があり、たくさんの寄付物品を頂いております。
多くの寄付を頂く事ができ、大変恐縮ではございますが、今後は着物などの布類の寄付は中止をさせて頂ければと思います。
引き続き、ミシン針・ビーズ・ロックミシンの糸や毛糸など、布以外の御寄付は募集しています。
宜しくお願い致します。
割り箸班
私たち割り箸班は30年度で8年目に入りました。
作業メンバーは男性11名、女性4名(うち通所2名)と合計15名の大勢のメンバーでわきあいあいと楽しく日々の作業を行なっています。
作業内容は割り箸の製造・検品・梱包とチームワークを第一に職員、利用者ともども頑張っています。
木材の木は住宅建材の端材を地元の木材店(浜中木材店)から仕入れており、製造工程で薬品処理は一切おこなわず東京の杉を使った純国産のエコで安全な割り箸です。
是非、木の香りのする東京産の感触を体験して下さい。
農園芸班
私たち農園芸班は『農作業を通じて、利用者1人ひとりの健康づくり』と『利用者のみなさま1人ひとりが主体的、意欲的に取り組める作業づくり』を目標に頑張っています。
具体的には、
(1)根菜と葉物野菜の作り分けをして増産にチャレンジする。
(2)シイタケ栽培を昨年度に引き続きチャレンジする。
(3)無農薬にこだわり堆肥づくりをして有機栽培にチャレンジする。
という1〜3のチャレンジテーマを確認し、利用者・職員・ボランティアさんと共に日々頑張って作業を行っています。
収穫した野菜は、山の子の家の給食のおかずとして使ったり、山の子の家や山の子祭りなどのイベントで販売を予定しています。また、地域の施設の繋がりとして日の出町内での販売も予定しています。
利用者の皆さんが作った取れたての新鮮野菜は本当に美味しいです。
自然の恵みと健康に感謝しつつ、美味しいお野菜を作れるよう日々頑張っています。
具体的には、
(1)根菜と葉物野菜の作り分けをして増産にチャレンジする。
(2)シイタケ栽培を昨年度に引き続きチャレンジする。
(3)無農薬にこだわり堆肥づくりをして有機栽培にチャレンジする。
という1〜3のチャレンジテーマを確認し、利用者・職員・ボランティアさんと共に日々頑張って作業を行っています。
収穫した野菜は、山の子の家の給食のおかずとして使ったり、山の子の家や山の子祭りなどのイベントで販売を予定しています。また、地域の施設の繋がりとして日の出町内での販売も予定しています。
利用者の皆さんが作った取れたての新鮮野菜は本当に美味しいです。
自然の恵みと健康に感謝しつつ、美味しいお野菜を作れるよう日々頑張っています。
リサイクル班
・回収作業について 月〜木(午前) 金曜日(午後)
玉の内地区のリサイクル回収活動で(新聞・雑誌・缶・ダンボールの回収件数108件)
地域貢献の第一歩として挨拶を心がけ(声を出すことで地域の安全と不審者とのはちあわせ防止等を願い)、玉の内地区の皆さんの御協力のもとに回収作業をさせていただいています。
・納品について
回収作業後、当日の納品と午後の雨の日に缶の選別(回収後山の子の家でスチールとアルミにそれぞれ袋に入れる)をした物を日の出町の回収業者浦野産業さんに納品をしています。
・ウォーキングについて (月・火・木 午後の時間)
秋留台公園、河辺の市民球技場、草花公園等を季節や温度など考えながら選択し歩いています。
地域の皆様へ
リサイクル作業班は山の子の家の中で唯一、直接地域の方とコミュニケーションを取れる作業班です。利用者さんと地域の方とのふれあいと信頼関係向上を心がけ作業をしていますが、雨・雪・強風・そして利用者さんの不安定時などには安全を優先してしまう為、回収ミスなどもあるかと思います。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、これからもどうぞ宜しくお願いします。
リサイクル作業班は山の子の家の中で唯一、直接地域の方とコミュニケーションを取れる作業班です。利用者さんと地域の方とのふれあいと信頼関係向上を心がけ作業をしていますが、雨・雪・強風・そして利用者さんの不安定時などには安全を優先してしまう為、回収ミスなどもあるかと思います。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、これからもどうぞ宜しくお願いします。
陽だまり班
午前は職員3名体制(バイタル測定・足湯・指先のマッサージ、身体機能維持運動など)、午後も職員3名体制(ウォーキングや入浴)を実施しています。
バイタル測定は、検温をはじめ血圧、酸素飽和度を中心に計測しています
職員自身のスキル・意識向上を図ると共に、その人の通常のバイタル値も掴んでいくことによって、日々の健康管理に繋げることを目的とした意識づけができつつあります。
最初はマットでのストレッチについて利用者さんも何の為の運動だろうと疑問を持ちながらの部分もあったと思いますが、ストレッチで腕や肩も柔らかくなり、職員も効果を実感できたことで活動に対する理解ができてきています。
半身麻痺や高齢化による身体機能を維持する目的で指先や動かすパズルや知育玩具、上半身を動かすボール投げをその日の体調に合わせて実施しています。
余暇活動充実も今後は課題として、進めていきたいと思います。
交流の場として
作業や活動が施設の中だけで完結するのではなく、できるだけ地域との密接な関わりを持てるよう心がけています。例えば、農産物の提供・資源回収・清掃ボランティアなどです。私達は同じ地域の住民として『顔見知り』になり、道で会ったら『あいさつの交わせる関係』になることを望んでいます。
また、施設内には「地域交流スペース」も用意しています。そこでは現在お料理サークルなどを通じ、地域のボランティアの方との交流を深める為に使用していますが、他にも地域のサークル活動の場としてもご利用して頂けます。皆様のご利用をお待ちしております。
また、施設内には「地域交流スペース」も用意しています。そこでは現在お料理サークルなどを通じ、地域のボランティアの方との交流を深める為に使用していますが、他にも地域のサークル活動の場としてもご利用して頂けます。皆様のご利用をお待ちしております。